なぜ?ベーチェット病になるの?
ベーチェット病の症状、また診断などについてお話してきました。
どの難病、どの病気でも、「どうしてこんな病気になってしまったの?」という疑問はつきものです。
ベーチェット病の原因はどういったことなのでしょうか。
遺伝訴因や感染病原体、また他の環境因子が何らかの状態で関与して、人の白血球に異常が生じ、病態となるのではないか、ということは考えられていますが、原因を特定するまでにはいたっていないのです。
遺伝訴因、つまり内因で一番注目されているのが、組織適合性抗原のヒト白血球抗原 HLAのHLA-B51というタイプです。
ですが、これもまだ研究段階で、原因の重要な因子ということは認識できていても、究明にはいたっていません。
外因としては工業汚染物質、虫歯菌などを含む細菌やウイルスなどの微生物の関連が考えられていますが、これも、研究段階、憶測の域を超えていないのです。
だからこそ、治療方法もなかなか確定されず、ベーチェット病になった方々を苦しめているのです。
医療技術、薬学など、研究が進められていくうちに、原因究明となればいいのですが。
主治医によっては、この検査をしてみよう、という方もいると思います。