ベーチェット病って遺伝するの?
ベーチェット病の原因として注目されているヒト白血球抗原HLA-B51またこれに近い疾患関連遺伝子。
この抗原や遺伝子がベーチェット病に重要な役割を果たすと想定されていますので、遺伝的なものはあるのかもしれません。
正常な人の陽性率15%という数字に比べると、高い出現率だということがわかります。
しかし、これも、1500人に1人という率でしかないのです。
ですから、この抗原を含む免疫や炎症という分子の遺伝子も、研究対象となっているのです。
さらに、家計簿で家族性地中海熱、また痛風などの自己炎症性症候群、と呼ばれる病気に症状がとても似ている、ということから、「イソフラマソーム」などに関連する遺伝子の役割も、ベーチェット病に何か関連があるのでは?と考えられ研究が行われているようです。
こういうことを総合すると、環境、遺伝、両方が関与することでこのベーチェット病という疾病があるのでは?と、考えられているのです。
簡単に遺伝、そうでない!と言い切れる問題ではない、ということですから、ベーチェット病になってしまったら、その原因をなんだ?と悩むよりも、治療して、少しでも体が良い状況になるように、頑張っていきましょう。